徒歩〇分はどうやって決めるの?売るときに所要時間が変わってしまうことも

徒歩所要時間物件の選び方

物件探しをする際に条件として上位にあがるのが、駅からの所要時間である徒歩〇分ではないでしょうか。
この徒歩〇分のことを徒歩による所要時間といいます。
徒歩所要時間の算出ルールは決まっていますが、実際には不動産会社によって時間に違いがあることがあります。
家を買うときには、自分で徒歩所要時間を調べることと、実際にかかる実所要時間を把握することが重要です。
このページでは徒歩所要時間の算出ルールと注意点について説明します。

徒歩所要時間の算出ルール

不動産における徒歩1分は距離80mと決まっています。
最寄り駅までの徒歩所要時間は、「最寄り駅の敷地」から最も近い「物件敷地内の地点」までの道路に沿った最短距離から求めます。1分未満の端数が生じたときは、1分として算出します。
すなわち、道路距離を80mで割り、1分未満の端数は切り上げることで算出できます。
例えば、距離が800mであれば徒歩10分、801mでは駅徒歩11分となります。

不動産会社によって異なることも

ネットで物件を探していると同じ物件であっても、ある不動産会社は徒歩11分と表示しているのに、他の会社では10分になっていることがあります。酷い場合には、2〜3分差がある場合もあります。
このような複数の不動産会社が販売を行っている物件では、売り主が提示している徒歩所要時間を記載している会社もあれば、独自に調べなおして記載している会社もあるため、徒歩所要時間が異なることが発生します。

ということは、購入したときには徒歩10分だと思っていたのに、将来、別の不動産会社で売却する際には徒歩11分になってしまったということもあり得るのです。
このようなことを防ぐためにも、購入する前に自分でも徒歩所要時間を求めてみることをお勧めします。
また、契約前に物件から駅までの距離を確認したルートを印刷したものを不動産会社から貰って確認しておきましょう。

不動産サイトの検索条件

徒歩の1分や2分の差は大したことないと思われるかもしれませんが、現在主流となっているネットによる家探しでは、この1分の差が大きく影響します。
ネットの不動産サイトによる物件検索では駅までの所要時間の条件設定は1分単位ではなく、数分単位で区切っているのが一般的です。
以下は代表的な不動産検索サイトにおける条件設定の区切りです。

1分以内
3分以内
5分以内
7分以内
10分以内
15分以内
20分以内

例えば、10分と11分の1分差によって、11分の物件は「10分以内」の条件では検索されなくなってしまうのです。
「10分以内」の物件を探している人には、11分の物件は見てももらえないということです。
売却予定がなくても、このような条件設定になっていることを購入時の段階で予め認識しておきましょう。

表示時間と実際の時間は異なる

徒歩所要時間を算出する際には、信号や踏切の待ち時間は考慮しなくてよいことになっています。
徒歩所要時間は目安であって、実際に歩いたときに掛かる時間ではありません。
物件から駅までの間に大きな通りや踏切がある場合には、実際にどのくらいの待ち時間があるかを現地で確認して駅までの実所要時間を把握してください。

所要時間が増える可能性のある施設には、下記のようなものがありますので参考にしてください。

信号(大通り)
踏切
急な坂道
歩道橋やアンダーパス

実所要時間は通勤通学の時間帯など、実際に知りたい時間に確認することをお勧めします。
休日の昼間は踏切がいつも上がっているのに、平日ラッシュの時間帯は開かずの踏切かもしれません。

まとめ

徒歩所要時間は距離80mを徒歩1分として算出します。
同じ物件でも不動産会社によって徒歩所要時間に違いがあることがあります。
家を買うときには、自分で徒歩所要時間を調べることと、実際にかかる実所要時間を把握することが重要です。

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